このような症状でお困りではありませんか?
- 吐き気が1か月以上続く
- 吐き気だけでなく、下痢、腹痛、胸痛、めまい、頭痛など他の症状が伴う
吐き気は深刻な病気の症状として起こっていることもあります。消化器疾患だけでなく、さまざまな疾患が原因になっている可能性がありますので、吐き気が続く場合や、他の症状を伴う場合はできるだけ早く受診してください。
また、吐き気に下痢を伴っていて十分な水分補給ができない場合、脱水症状を起こすリスクが高い状態です。特に子どもや高齢者は脱水が進みやすいので、すぐに医療機関を受診してください。
吐き気は何科を受診するの?
吐き気は消化器の病気で起こるとは限りません。消化器疾患によって起こることは確かに多いのですが、命の危険もある脳卒中や失明の可能性がある緑内障、難聴などにつながる内耳の疾患などによって生じることもあります。
こうしたことから、どの診療科を受診したらいいか迷うこともあると思います。
もっともわかりやすい目安となるのは症状の内容です。吐き気だけ、あるいは吐き気と腹痛など消化器症状だけの場合には消化器内科の受診が適しています。
他の症状が伴う場合には、救急外来、眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、循環器科など症状に応じた診療科を受診してください。
吐き気に伴う症状
消化器内科(胃腸内科)
- 吐き気のみ
- 腹痛
- 下痢
- 便秘
- 胃酸が上がってくる
- 吐血・下血・血便などを伴う
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍、慢性胃炎になったことがある
消化器内科(肝胆膵内科)
- 黄疸
- 体重減少などを伴う
- 膵炎などになったことがある
救急外来
- 意識不明、言葉が出ない
- 尿が出ない
- 高熱
- 全身が強くむくんでいる
- 経験したことのない激しい頭痛などを伴う
※緊急に救急外来を受診する必要があります
耳鼻咽喉科
- めまい、耳鳴り、聞こえにくいなどの症状を伴う
脳神経外科や頭痛外来
- 頭痛が伴う
※これまで経験したことがないほど激し頭痛、立っていられない頭痛がある場合は救急受診してください。
循環器内科
- 胸痛を伴う
眼科
- 視力が落ちた、視野が狭くなったなど視力の問題を伴う
※緑内障で、緑内障発作を起こした場合には、救急受診が必要です。緑内障発作は脳卒中と似た症状を起こします。
泌尿器科
- 腰痛や血尿を伴う
婦人科
- 生理が来ない場合、妊娠の可能性があります。妊娠の可能性を考えてみましょう。
主治医に相談
- 最近、新しい薬を内服しはじめた場合、その薬の副作用として吐き気が起こっている可能性があります。
まずは主治医に相談してください。
上記のように吐き気はさまざまな原因によって起こりますので、
いくつかの科を受診してやっと原因がわかる場合もあります。
吐き気でお悩みの方はお気軽にご相談ください
当院では胃腸内科の専門的な診療を行っています。胃腸内科に当てはまる症状がある場合には、お気軽にご相談ください。
専門医が丁寧な問診、触診、血液検査、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査、腹部エコー(超音波)検査などから適切な検査を行って診断し、症状や状態に合わせた治療を行います。患者様のライフスタイルなども考慮した治療をご提案していますので、些細なことでもご相談ください。
予約優先の診療を行っており、土日祝日の検査・診療も可能です。緊急の場合には電話予約がスムーズですが、WEB予約は24時間可能ですので、WEB予約をおすすめしています。